1907年に貧困層の子供たちを対象に設立された保育施設「子供の家」は、モンテッソーリがイタリアのローマで医師として働いて時代に、知的障害児への感覚教育で知的水準をあげた教育方法を基に設立されています。
「 子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。
人とのかかわり方などのスタイルが確立されていることが多いため、学校という社会の中で溶け込みにくいという壁にぶつかってしまうことがあります。
発達につまづきのある子どもは自分自身のスタイルが確立されていることが多いです。
幼稚園や保育園、小学校など社会の中で溶け込みにくい傾向があります。柔軟に対応できないことからお友達とのトラブルが生じたり、学習でついていけないなど、集団活動がしにくいことなどがあります。
人の脳細胞(ニューロン)は、3歳までに80%、6歳までに90%完成するといわれています。ですから、早い段階から脳にたくさんの刺激を送る(インプット=脳を使う)ことで、脳細胞の成長を促していきます。
よって、私たちはモンテッソーリ教育を0歳のころから行うことが大切だと考えております。
生後まもない幼子に歩くことを教えなくても歩こうとしたり、成長と共に積極的に様々な生活の知恵を身に着けていく姿は、子ども自身が自発的・自主性をもって創造力と共に発達していこうとする成長のあらわれです。そのような一人ひとりの「自発性、自主性、創造力」を尊重し、「自分で選ぶ」「自分でやり遂げる」「困ったことを解決する」力を養う過程を重視して、モンテッソーリ教育に基づいた療育を早期の段階から施しております。
大人が生きるために「仕事」をするように、子どもの発達・成長にとって必要な活動です。
子どもが自分の成長に必要なものを「やりたい」と、自発的に選ぶことが特長です。
モンテッソーリ教育の基礎になる課目で、「運動の教育」として位置づけられています。 一つのことに興味を持ち繰り返し行うことによって生活上の基礎的技術を養います。
豊かな感性を育てることや、ものを考える方法を身につけさせることを目的とします。
抽象的、論理的な力を要求される「算数教育」では、特に具体物(算数棒、ビーズなど)を用いて量を体感させることから始めます。
言語教育では、絵カード、文字カードなど、それぞれの発達段階に即した教具を使い、話す、読む、書く等の作業を通じて語彙を豊かにすることを目指し、最終的には文法や文章構成へと進みます。
日常生活の練習、感覚・言語・算数教育の基礎の上に立って、文化の領域へと興味を広げていきます。歴史、地理、生物、音楽などを主な内容とします。
・生活能力の向上
・学習能力アップ
・物事に対して興味・意欲がわく
・他人との関わり合い、コミュニケーション能力
・集団生活、社会活動に対する適応力
・対自然というものへの関係性や認識